バックエンドとしてのVTK

ParaViewはVTKのフロントエンドに過ぎず、ほとんどの内部処理はVTKを利用して行われる。

ParaViewのバージョンに応じてVTKのバージョンも異なり、Programmable FilterやPython Shellで実行可能なスクリプトの書式が異なる場合がある。VTKのバージョンは、Python Shell上で以下のコマンドを実行することにより確認できる。

from paraview.vtk import vtkVersion
vtkVersion.GetVTKVersion()

ParaViewの各バージョンに対応するVTKバージョンを下表に示す。
なお、Nightly Build版はParaViewのバージョン表記に関係なくVTKの最新版が先行実装されている場合があるので、別途確認が必要である。

VTKバージョンの対応表
ParaView VTK
3.14.1 5.9.0
4.1.0 6.1.0
4.2.0 6.2.0
4.3.1 6.2.0
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