ソースの出力形式
ParaViewで作成・編集したソースは、下表に示す形式で出力できる。
フォーマット | 拡張子 | 備考 |
---|---|---|
CSV File | *.csv | 桁数、要素・節点・フィールドのいずれを出力するか選択可能。 |
Exodus II File | *.e *.ex2 *.ex2v2 *.exo *.exoII *.exoii *.g *.gen | |
Legacy VTK File | *.vtk | 非推奨。アスキー、バイナリいずれで出力するか選択可能。 |
PLY Polygonal File Format | *.ply | アスキー、バイナリいずれで出力するか選択可能。 |
ParaView Data Files | *.pvd | ZLib圧縮の有無を選択可能。 |
Stereo Lithography File Format | *.stl | アスキー、バイナリいずれで出力するか選択可能。 |
VTK XML Files | *.* | ソースの種別に合わせたファイルフォーマットが選択可能。 |
Xdmf Data File | *.xmf |
スクリーンショットの出力形式
アクティブなビューの表示状態は、下表に示す形式で出力可能である。
フォーマット | 拡張子 | 備考 |
---|---|---|
PNG image | *.png | |
BMP image | *.bmp | |
TIFF image | *.tif | |
PPM image | *.ppm | |
JPG image | *.jpg | |
PDF file |
JPEGなどの圧縮フォーマットが指定可能であるが、圧縮率は自由に設定できない。
また、ParaViewのスクリーンショットはX環境での表示を最適化するため、アンチエイリアス処理が行われない。可逆圧縮形式であるPNGで出力後、他のソフトウェアで画像縮小による疑似的なアンチエイリアス処理を行い、別途保存しなおすのが好適である。ParaView 5.2.0よりFXAA(Fast approXimate Anti-Aliasing)によるアンチエイリアス表示が可能となった。同機能はSettingsウインドウの「Render View」にてON/OFF可能である。
作業状態の保存
ParaViewでの作業状態は、Stateファイルと呼ばれる、作業状態ファイルとして出力可能である。XML形式の専用ファイル(*.pvsm)のほか、Pythonで記述されたバッチファイル形式(*.py)でも出力可能である。なお、作業状態ファイルをParaViewに読み込んだ際、一部のバージョンでカラーバーなどの一部属性が正しく復元されない現象が確認されているので注意が必要である。
エクスポート
ParaViewで処理した結果を、3D状態を維持したまま下表に示す形式で出力可能である。
フォーマット | 拡張子 | 備考 |
---|---|---|
POV Files | *.pov | |
VRML Files image | *.vrml | |
X3D Files image | *.x3d | |
X3DB Files | *.x3db |
アニメーションの出力形式
時刻情報を持つデータの可視化結果を、下表に示す形式で出力可能である。
フォーマット | 拡張子 | 備考 |
---|---|---|
AVI files | *.avi | |
JPG images | *.jpg | |
TIFF images | *.tif | |
PNG images | *.png |
AVI形式を選択した場合、出力時に設定したフレームレートが反映される。
その他の形式を選択した場合、連番ファイルとして出力される。
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